つれづれつづれ2

1月26日

 今日何気なく、就職を控えた学生と喋っていた。


「そういや、お世話になるお店とはじめて接点ができたのはいつだったっけ?」

「接点ですか? お手伝いって形なら、去年の6月のイベントだったと思いますけど」


 初めて入った現場で、彼はうまく自分を売り込むことができた。それが功を奏した結果、就職につながっている。それは第三者の僕が改めて言わなくても、当事者の本人がいちばんわかっていることだ。


「けどほんとに、俺でいいの? って思ったこともありますよ」


 やりきった感もあるだろうし、それと同じくらい不安もあるだろう。誰だって人生の大きなターニングポイントにおいては、「選ばれし者の恍惚と不安我にあり」だと思う。いずれ働きだしたら彼も状況の一部になるわけで、その時は既にいいも悪いもないのだけど、若い彼が“今”そう思うのも当たり前のことだ。

「俺でよかったから、そうなったんじゃないのかな。タイミングと相性もあったと思うけど、まず『君』が『その場にいた』からだと思うけどね」

 私の返答は曖昧で的を射ない感じ。というのも、現実の社会では運ですら平等じゃないし、運が転がってきたところで、必ずそれが手に入るわけでもない。努力して運を手にする人もいれば、努力しなくても素質だけで運を手にする人もいる(それが“実力”と言われることもある)。努力しても、運に嫌われればそれまでだ。努力家が運のいい人を羨んでもどうしようもないし、その逆もまた無意味。結局のところ、自分を信じているかどうかだと思う。だからそういう返事になった。


 現場に出ても頑張ってほしい。いや、きっと大丈夫だ。いい仕事をしてくれ。


 タイミングとか運の話から、人と人との出会いの話になって、ひょんなことから僕とグランドマスター(ビバリウムガイド冨水さん)の接点についての話に。そういえば彼には詳しく話したことがなかったので、順を追って聞かせた。




その時の会話を思い返しつつ。


かれこれ10年になる。最近は、昔ほど、いろいろなことを教えてもらうことが少なくなった。
教えてもらえなくなった、と言うつもりはない。
「俺を見るより、自分を見ろ」と言っているのだと、思っている。


そういえば、自分を信じるには、自分を見ないといけないのだ。
どんな場面でもそうだが、自分をよく見せようとすると、
焦る。背伸びする。引け目を感じる。
自分が見えないから、想いや行動が自分の認識とズレて、
周囲の認識ともギャップが生まれるのである。
これでは一人相撲だ。


自分が見えているか。
そして信じれているか。
焦らずいきたい。



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# by tsuredure-2 | 2014-01-26 23:08 | つぶやき

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